イビキ無呼吸外来

睡眠時無呼吸症候群SAS患者の健常者と比べた合併リスク

イビキ無呼吸の治療

● 軽症のイビキの方には、口呼吸から鼻呼吸への指導、枕や体位の指導を行っています。

 

● 低呼吸を伴うイビキの方には、OA治療(マウスピース治療)をすすめています。

 

 OAマウスピース治療

 

マウスピース(スリープスプリント)は20044月から専門医療機関で「睡眠時無呼吸症候群SAS」と診断された場合、検査結果を添えた紹介状を持って行き、歯科医院でマウスピースを作ってもらいます。在宅簡易睡眠ポリグラフ検査のでわかったあなたの睡眠中の低呼吸回数と無呼吸回数AHIによって、マウスピースのタイプ、Ⅰ型か、Ⅱ型か、Ⅲ型か、が決まります。

 シーパップCPAP治療:鼻マスク治療

シーパップCPAPと旅行

 

 

  • 12日程度の旅行ならばCPAPを携行する必要はないように考えます。
  • 3泊以上の場合、CPAPの携行をお勧めします。

無理のないシーパップCPAP

 

  • 13時間を目標にしましょう。
  • 風邪などで喉が痛いときは休みましょう。
  • 鼻づまりの時も休みましょう。よくなったら再開しましょう
  • 睡眠中に無意識にマスクを外していても気にする必要はありません。
  • マスクを外してそのままお休み下さい。
  • マウスピースとCPAPを併用する方法もあります。
  • 設定圧には個人差があります、検査技師に圧の調整を頼みましょう。
  • 正式な圧調整には、一晩泊まって検査をお奨めします。

CPAPはいつまでもつづけるものではありません。

当クリニックでは離脱を前提とした診療を心掛けています。

 

CPAPの効果が認められる離脱の目安を以下に示します。

睡眠中の動脈血酸素飽和度

正常な人

低呼吸の人

無呼吸の人

無呼吸、重度の無呼吸の方は睡眠中の低酸素状態が続くと心臓血管に負担となります。

この負担を取り除く為の治療がシーパップです。